バイオリン 練習

バイオリンを挫折する5つの原因

バイオリンを長年弾いていると、「挫折」するという人も少なくはないです。

あなたは大丈夫でしょうか?

今回は、バイオリンを挫折する5つの原因についてご理解いただき、どのようにしたら挫折から抜け出せるのかについても説明していきたいと思います。

最後までご覧いただければ幸いです。

バイオリンを挫折する5つの原因(動画解説)

動画で詳細を解説しております。
動画を見て少しでもいいな!と思われた方は高評価やコメント頂けると嬉しいです^^

バイオリンを挫折する原因1つ目

まずバイオリンを挫折する原因1つ目は、高すぎる目標を立てているということです。

目標を持つのは素晴らしいことです!

ですが、最初からあまり高い目標を立てるのは挫折してしまう原因になります。

特に、熱しやすく冷めやすい人は要注意です!

例えば、憧れの「チャールダーシュ、ツィゴイネルワイゼンを弾きたい!」と思っても最初から弾けるわけではありません。

基礎の土台を積み上げて、少し優しめの曲を入り、だんだん難しい曲にレベルアップして、憧れの曲が弾けるという流れになります。

高い目標を立ててしまうと、目標の曲を最初から練習したいと思われる人もいらっしゃいます。

当然土台ができていないので弾けないのですが、そこで諦めてしまうわけなんです。

ここで、考えてみてください。

生まれてきた赤ちゃんが突然立ち上がって、縄跳びで二重跳びをしたりするようなものです。

まずハイハイして立ち上がれたら、歩ける練習をして、成長するにつれてできることが多くなり、何度も失敗しながらも練習して普通の縄跳びが跳べたら、クロス跳び、二重跳びができるようになります。

ですので最初からあまり高い目標を立てるのではなく、実力に合った一歩先の目標を立てることが大事です。

高すぎる目標は立てず、一歩先の目標を立てるべし!

バイオリンを挫折する原因2つ目

バイオリンを挫折する原因2つ目は、人と比べてしまうということです。

これは人によって変わってきます。

すべての人に当てはまる訳ではありません。

人と比べるということが、良い方向に働く人もいらっしゃれば、逆に悪い方向に向かうという人もいらっしゃいます。

私は負けず嫌いなところがあるので、小さい時は競争心を掻き立てられて育ってきました。

ですので、人と比べることで良い方向に働いていました。

ですが現在指導の立場から色々な生徒さんを見ていると、個人によって違うということがはっきりとわかっております。

例えば、このようなことはありませんか?

「あの人Aさんはバイオリンを習って半年なのに、もうあの曲を弾いている!

私は3年もバイオリン習っているのにまだこのレベル…」

このように、落ち込むことってないですか?

もし落ち込むという人は、人と比べてはいけません。

何のためにバイオリンを弾いているのか自問自答してみましょう!

Aさんのためにバイオリンを弾いているのではないですよね?

ご自身がバイオリンを弾いてみたいという気持ちがあっておそらく習われているのではないでしょうか?

周りは気にせず、昔の自分より成長するように弾けば良いのです!

周りは気にせず、昔の自分をライバルだと思え!

バイオリンを挫折する原因3つ目

バイオリンを挫折する原因3つ目は、モチベーションが上がらないということです。

モチベーション問題もよく聞きます。

なかなかバイオリンを練習する気にならない、そんな時ありませんか?

そんな時はなぜモチベーションを下がっているのか原因を探してみましょう!

・疲れていて練習する体力がない?

・難しい曲だから練習しても楽しくない?

・練習曲ばかりでテンションが上がらない?

・同じ曲を何ヶ月もやっているから?

なぜモチベーションが下がっているかを自問自答してみましょう。

例えば、練習曲ばかりでテンションが上がらないようでしたら、ご自身のレベルで弾ける好きな曲を弾いてみると気分転換になります。

普段の練習では、レッスン中習っている箇所はもちろんですが、ご自身の好きな曲などを弾いてみると新鮮さが出てくる場合があります。

是非お試しください!

モチベーションが下がっている原因を探し、普段と違った練習をしてみよう!

バイオリンを挫折する原因4つ目

バイオリンを挫折する原因4つ目は、綺麗な音が鳴らないということです。

バイオリンを始めるきっかけで多いのが、バイオリンの綺麗な音色を聴いてやってみたいと思ったとおっしゃられる人が多いです。

バイオリンの音色って素敵ですよね!

いろいろな表情が音色で出せるので素敵だと私も感じております!

ですが、実際に弾くと、思ったように音が出ないと落ち込む人が多いです。

そしてその期間が長く続くほど、モチベーションも下がってきます。

ですがよく考えてみてください!

最初から綺麗な音が弾ける人は少ないです。

例えば、コンサートでソロでバイオリンを弾いているプロでさえ、たくさんの練習と血の滲む努力をされてきています。

そして、素晴らしい演奏をされます。

ですので音が綺麗になるというのは、忍耐強く練習する必要があります。

独学で練習をされていて技術面で頭打ちされている場合は、教えるプロ先生に習うということも一つの方法です。

先生に習うメリットは3つあります。

先生に習うメリット1つ目

先生に習うメリット1つ目は、自身で気付かない部分のフィードバックがもらえる!ということです。

独学では気付かないところを指導いただき、より良い仕上がりになります。

先生に習うメリット2つ目

先生に習うメリット2つ目は、変な癖がつかない!です。

持ち方や技術面については、後から直すのが大変です。

間違った方法で練習しないためにも変な癖がつかないことは大切です。

先生に習うメリット3つ目

先生に習うメリット3つ目は、短期間で上達しやすい!です。

その道の専門が、自身の経験から色々試してみてできなかったことを短縮して良い方法を教えてもらえます。

また、色々な生徒さんの指導データもありますので、「この生徒さんにはどのような方法で指導すると上達するのか?」も的確に教えていただくこともできます。

遠回りすることなく教えてもらえるので、上達する近道になります!

音が綺麗に出すには時間と忍耐強さが必要!
最初から弾けると思ってはならない!

バイオリンを挫折する原因5つ目

バイオリンを挫折する原因5つ目は、楽しめなくなったということです。

バイオリンを始めたての頃は弾くのが楽しかったのに、楽しめなくなったという人はいらっしゃいませんか?

楽しめないと、バイオリンの練習も遠のき、悪循環になります。

「楽しむ」の定義は、実は難しいと感じております。

それは、基礎ができていないと曲が弾けず、楽しめないことが多いからです。

初心に戻って、バイオリンを始めるきっかけを思い出してみましょう。

昔のバイオリンを始めた頃を思い出し、今まで弾いてきた曲を復習するつもりで弾いてみると良いでしょう。

昔はあんなに難しかったのに、今ではスラスラ弾けるなど新しい発見ができると思います。

是非お試しください!

バイオリンを楽しむには、基礎ができていないと楽しめない!
今までの練習経験があるから、楽しめる‼︎

バイオリンを挫折する5つの原因【まとめ】

さて、いかがでしたか?

今回は、バイオリンを挫折する5つの原因についてお伝えしていきました。

原因1つ目:高すぎる目標を立てている
原因2つ目:人と比べてしまう
原因3つ目:モチベーションが上がらない
原因4つ目:綺麗な音が鳴らない(技術面)
原因5つ目:楽しめなくなった

バイオリンを挫折しかけている人に向けてお伝えいたしました。

現在は楽しくバイオリンを弾いている人も、今後挫折する場面も考えられますので、その時にまたこちらの記事をお読みいただければ幸いです。

私はバイオリンを学習する人を応援しています!


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