あなたはバイオリンを弾いている時、このようなお悩みはありませんか?
例えば、弾いている時、優しく弾いているけれど、「曲の最初から最後まで同じ弾き方だと飽きてしまう」や、「面白くない曲になってしまう」「曲に抑揚がない」なんてこともあります。
弾いていても、「なんか違うな?」と思っていても何を直せば良いか分からずに困っている人もいらっしゃると思います。
今回は、音にメリハリをつける方法についてお伝えします!
今回お伝えする内容は、曲を弾く時に音程が取れ、ボーイングも弾けるようになった次の段階で役立ちます!
この記事をお読みいただくと、どのような弾き方をすれば、曲に抑揚がつけられるか理解でき、すぐに実践していただけますので最後までご覧頂ければ幸いです。
音にメリハリをつける方法(動画解説)
動画を見て少しでもいいな!と思われた方は高評価やコメント頂けると嬉しいです^^
【結論】音にメリハリをつける方法とは?
音にメリハリをつける方法とは・・・
弓の弾く範囲を意識して弾くことです!
では、今から詳しく具体的にお伝えしていきます。
弓の範囲の名称とは?
まずは、弓の範囲の名称を知る必要がありますのでお伝えしていきます。
弓には中弓、半弓、全弓という名前がついています。
半弓については、元半弓・先半弓があります。
この場所には、それぞれ特徴があります。
弓の範囲の特徴
例えば以下の特徴があります。
中弓→比較的弾きやすい箇所
元半弓→同じ圧力でボーイングすると比較的強い音が出る
先半弓→同じ圧力でボーイングすると比較的弱い音が出る
このように弓の弾く範囲によって、音に変化が出てきます。
音にメリハリがない原因
では、音にメリハリがない原因は一体何でしょう?
音にメリハリがなくて困っている人は、同じ箇所で弾いているという人が多いです。
中弓だけ、元弓だけ、先弓だけなど、同じ箇所で弾いている場合が多いです。
ですので、他の箇所と組み合わせて弾くと良いです。
音にメリハリがないとは?
例えば、メリハリがないとはどういうことでしょうか?
バイオリンより話し方の方が分かりやすいと思います。
話し方でも、抑揚がある場合の方が話に集中でき、話が頭に入ってきますよね。
しかし、抑揚がないと棒読み状態になり、面白さに欠けてしまいます。
バイオリンの例で解説
話し方の例と同じで、バイオリンも同じことが言えます。
同じ弓の範囲で弾いていると、音に抑揚がなくなってしまいます。
これは、同じ箇所で弾いていると、曲の最初から最後まで弱い音(強い音)ばかりで弾くことになります。
話し方で言うと棒読み状態になってしまいます。
そうなると、音が一定になり、メリハリがなくなってしまいます。
一方、全弓で弾く部分と半弓で弾く部分と分けることで、メリハリをつけた弾き方になります。
そして、アクセントもつけられるので、メリハリのある曲に変化します。
音にメリハリをつける方法【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
メリハリをつけた音を出す方法についてお伝えしました。
弾いているときはご自身の姿を客観的に見れないので、ご自身の弾いている姿を一度動画で撮影して後から客観的に見る方法がおすすめです。
意外と「中弓ばかりで弾いていた。。」「元弓を全然使っていなかった。。」「逆に先弓を使っていなかった。。」ということがあります。
ぜひ、バイオリンを弾く場所についても意識して練習してみてくださいね!