G線からA線を、「1」の指から「4」の指まで練習できると、様々な曲が弾けるようになりますよね!
曲が弾けると、コンチェルトのように長い曲が弾けたり、ご自身の好きなポップスの曲が弾けたりと楽しいと思います。
その先のステップアップとして、ポジション移動にも挑戦してほしいです。
よく、「同じ音なのに、ポジション移動する意味はあるのですか?」と聞かれることがあります。
確かに、同じ音の時は、1stポジションでも問題はありません。
しかし、指使いがパタパタして、不自然になってしまう時があります。
そんな時に、ポジション移動が役立ちます!
また、ポジション移動しないと出てこない、高い音も出せます。
ですので、曲の幅が広がるので、是非ポジション移動は習得してもらいたいです。
ポジション移動をする時は、2ndポジションと3ndポジションから入ります。
・1stポジションから2ndポジションの練習
・1stポジションから3ndポジションの練習
をしっかりとする必要があります。
ポジション移動で一番大切なことがあります!
それは・・・
「親指の先行」です!!!
1stポジションから2ndポジションであれば、指の長い人は、親指を移動しなくても届きます。
ですので、親指の位置はそのままで弾かれる方もいらっしゃいます。
スルッと伸びる指に衝撃を受けたことがあります(笑)
しかし、ずっとそのような体勢で弾かれると、指が痛くなります。
ですので、1stポジションからポジション移動する注意点として、
親指を先に移動してから、2ndポジションや3ndポジションの位置に指を押さえるようにしましょう!
最初は慣れないと思いますので、ゆっくりとポジション練習をしてみてください。
ポジション移動は、指を届くように伸ばすことではありません。
意識するのは、「親指を先に移動して、ポジション移動すること」です。
こちらを忘れずに、ポジション移動の練習をしてみてくださいね!
「親指の先行」を意識して弾くべし!
とはいうものの、やってみるとポジションを上がるだけでも、通常と違った動きをします。
なので、やはり練習して慣れることが大切です。
何だか指が届いていない…と感じた場合は、「親指の先行」をしているのか、確認してみてくださいね!
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