この題名を見られて、バイオリンを弾くと何が役立つのか疑問の方も多いと思います。
音楽の場面でしか役に立たないよ~と思われている方も多いと思います。
しかし、そんなことはありません!
実際、バイオリンをずっと習われていた娘様のお母様とお話する機会がありました。
その娘様は小さい頃からバイオリンを習われていました。
音大を目指しているわけではなく、娘様がバイオリンに興味を持ち、楽しく通っていらっしゃいました。
今は社会人になり、バイオリンをお休みされているみたいですが、そのお母様はバイオリンを習わせておいて良かったとおっしゃっていました。
私は気になり、理由を尋ねました。
すると、このような答えが返ってきました。
「バイオリンを習っていると、度胸が付き、色々な場面で役に立っているんです!」と。
特にお子様よりバイオリンを始めると、発表会などがあり、人によく見られます。
ピアノの発表会でも同じですが、バイオリンはピアノと違い、目の前が全てお客さん(観客)なのです。
ピアノであれば、お辞儀をする時はみんなに見られますが、ピアノの前に座って弾きますので、横顔しか見られません。
しかし、バイオリンはそうはいきません。
ですので、ごまかしがきかないのです…笑
そのような場面を幾度も乗り越えているので、何かあった時でも少々のことでは動じないのです。
この娘様は、仕事で大勢の前でプレゼンする場面でも、緊張せず落ち着いて堂々と話されているとのことです。
その話を聞き、私も「なるほど!」と思いました。
実際、私は小さい頃より音楽は、ピアノとバイオリンを習っておりました。
発表会の時は、なぜかバイオリンの発表会の時の方が断然、緊張していました。
そして、「本番に強い」 とよく言われてきました。
リハーサルの時に失敗していても、本番の時には成功しているのです。
当時、自覚はありませんでしたが、今となってみると、他の人と比べて、何かあった時はあまり動じません。笑
ですので、冷静で落ち着いていて安心感があるとよく言われます。
自分ではそう思っておりませんが…笑
このような精神面も鍛えられたんだと思うと、バイオリンを習っていてよかったと私も改めて感じました。
バイオリンは音楽を楽しむだけのものではありません。
このように、人間的にも成長させてくれるのです!
実際、私の生徒さんを見てみても、人前で話すのが平気、海外で留学したい、人の気持ちを考える人など、しっかりとされている方が多いです。
感性が豊かになるのもメリットといえますね。
まだまだ、他にもありますが、長くなりますので、今回はこの辺にさせていただきます。
もし、ご興味ある方は、直接メッセージ頂ければと思います♪