バイオリン 姿勢・持ち方

演奏中の目線はどこを見たらいいの?

あなたは普段、バイオリンを弾いている時、目線はどこを見られていますか?

練習中は一生懸命演奏しているので、どこを見ているか気にならなかった人も、今回考える良いきっかけになるかと思います。

今回は「演奏中の目線ついて」お伝えしていきます!

今回の記事を見て頂くと、バイオリン演奏の目線について理解いただくことで、得られるメリットについても分かりますので、最後までご覧頂ければ幸いです。

演奏中の目線はどこを見たらいいの?(動画解説)

動画を見て少しでもいいな!と思われた方は高評価やコメント頂けると嬉しいです^^

ズバリ!どこを見て演奏したらいいの?【結論】

では早速、どこの目線で演奏するのかをお伝えします。

それは、シチュエーションによります!

シチュエーションによる理由は、それぞれの環境により異なるからです。

では、今から順番に、大きく分けて3つのシュチュエーションに分けてお伝えしていきます。

それぞれのシチュエーションの目線の違い

最初に3つのシチュエーションをお伝えします。

  1. 練習で弾いている時
  2. オーケストラで弾いている時
  3. 人前で演奏する時
  4. 【番外編】ライブ配信で演奏する時

練習中の時

こちらの記事を読んでいただいている人は、練習をされている人が多いのではないでしょうか?

練習の時の目線は、基本的に楽譜を見ています。

こちらについては後ほど、詳しく説明いたします。

オーケストラで弾いている時

オーケストラで弾く時は、練習している時との目線が一点違う部分があります。

それは、楽譜を見ながら弾きつつ指揮者も見るということ。

指揮者は全体の指揮を任されており、各パート全員が指揮者の指示を基に演奏するからです。

もちろん、指揮者の他に、同じパートや違うパートの音色を聴きながら、息づかいも大切にします。

人前で演奏する時(発表会など)

人前で演奏する時は練習の時と異なります。

例えば発表会の場合、大体は斜め45度を見ながら弾くことが多いです。

当教室が発表会を開催するときは、リハーサルで生徒さんにお伝えしていますが、○○を見ながら弾くと良いなど、その時の舞台にあるものを目線にするようにお伝えしております。

また、弾くジャンルや場所によって異なります。

例えば私の場合。

クラシックを弾く時は、遠くを見ながら弾いたり、自分の世界に入り込んで弾きます。

ポップスを弾く時は、観客の方の目線に向けたり、動きながら弾きます。

ですので、弾くジャンルによって区別することがポイントと言えます!

【番外編】ライブ配信で演奏する時

ライブ配信が気軽にできる現在、演奏されている演奏家の方も増えてきていますね。

私も音楽ライバーとしてライブ配信をしております。

ライブ配信中では、皆さんのコメントを追ったりするので、基本的には配信機器(スマホやタブレットなど)を見ながら弾きます。

ですので、私のライブ配信中の目線は、配信機器を見たり、楽譜を見ながら弾いております。

左指を見ながら弾いたらダメなの?

「バイオリンを押さえる指板を見ずになぜ楽譜を見て弾くの?」という質問をいただきます。

これは、短い曲なら暗譜をして覚えられますが、長い曲を弾くと覚えられないので、その時に楽譜を見ながら弾くと便利です。

どこかのタイミングで楽譜を見ながら弾く練習をする必要があると言えます。

不安になられる人もいらっしゃいますが、最初は左指を見ながら弾いていても、慣れてくると段々と見なくても弾けるようになってきます。

慣れたら、譜面を見ながら弾くという練習をしてみると良いでしょう!

少しわかりやすく、自転車を例でお伝えします。

自転車を乗る時、ずっとハンドルばかり見ていると、事故が起こりますよね?

走る時は、視線を上げ色々な風景を見て運転するのと同じことが言えます。

バイオリンで言うと、左指ばかり見ているのは、自転車で言うずっとハンドルを見ているのと同じです。

最初は怖いと思いますが、練習で間違えても大丈夫ですので徐々に慣れていきましょう!

弾きながら楽譜を見るメリット

弾きながら楽譜を見るとメリットがあります。

それは、姿勢が良くなると言うこと。

左指を見ながら演奏していると、知らず知らずのうちに、姿勢が前屈みになり猫背になってしまう場合が多いです。

楽譜を見ながら弾くことで、姿勢も正されるので慣れていきましょう!

演奏中の目線はどこを見たらいいの?【まとめ】

いかがでしたか?

あなたはバイオリンを弾いているときの目線はどこを見られていましたか?

これはシュチュエーションによりますが、あなたに合った環境を選んでいただき、目線について考えてみるきっかけになれば幸いです。

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