先日、バイオリン購入検討中の生徒様より、「楽器選びのポイントは何ですか?」というご質問を頂きました。
こちらの生徒さんは、オールドバイオリンを検討されていて、長い間使用したいとのことでした。
では、早速バイオリンを選ぶ時のポイントについてご紹介します!
まず、あらかじめ、どのようなバイオリンがほしいかと整理してから購入されるをオススメします。
◆予算
こちらをあらかじめお決め頂くと、選定しやすいです。
◆製作年
一般的に、1950年頃までのものを、オールドといいます。
※「オールドバイオリン」ではなく、「古いだけのバイオリン」もありますのでご注意ください。
見ただけでは区別がつきにくいので、担当者様に必ず確認してください。
◆生産国
好みになりますが、ヨーロッパ製(イタリア、フランス、ドイツ)はやはり人気です。
◆楽器の状態の確認
こちらも専門家に確認して頂ければと思います。
◆バイオリンの色
赤みのある色や黄色味のある色、茶系色など
◆バイオリンの音
明るい音、太めの音、音に深みのある音など様々です。
これは実際に視奏してみる必要があります。
弾かれた音を、お連れ様が客観的に聞いてみると、違いが分かりやすいかと思います。
◆身体に触れる場所の確認
・あごが当たる場所
・鎖骨が当たる場所
こちらに違和感がないかチェックしてください。
楽器によっては、縁がとがったように見えるものや裏面が薄いものもあります。
◆最終的には直感
最終的には、ご自身が「ピンときた!!」というバイオリンに出会えるかです。
ブランドや値段ではなく、ご自身がその楽器に対して「コレだ!」と思うことが重要です。
もしそれが感じられなければ、「ご縁」がなかっただけと思って、
少し期間を空けて再度探されても良いと思います。
① バイオリンの先生に相談する
② あらかじめご自身の希望を書き出してみる
③ 実際に試奏して、音の違いを確認
④ 身体に触れる場所については、自身の身体にフィットするかどうか確認する
⑤ ご自身の思ったものがないようであれば、その場で購入せず、時間を置いて探す
※最終的にはご自身の「コレだ!!」という直感が重要!
タイミングもありますし、やはり楽器購入は一大イベントですからね~
ご納得して購入されることをオススメします^^