梅雨の時期になると、何だか憂鬱な気持ちになるのは私だけでしょうか?
湿気が多くなるので、頭痛がしたりと、私はこの時期大変です…(汗)
湿気が多いと、人間には様々な不調が出てきますが、バイオリンも同じです。
今回は、梅雨の時期だから気を付けること(バイオリン編)について、ご紹介します!
あなたは、今までに梅雨の時期、バイオリンを弾いていて、
困ったことはありませんでしたか?
例えば、「調弦していても音が狂う…」というお声をよく頂きます。
その原因は、バイオリンの保管場所が大きく関わってきます。
大体、バイオリンの保管場所の理想湿度は、50%といわれております。
本来は、保管場所に湿度計を置き、エアコンで調節して、保管するのがベストです。
しかし、湿度計をお持ちでない方も多いと思います。
そして、日々湿度管理するのは、大変ですよね~(笑)
そのような方は、除湿剤を使われるのが便利です!
除湿剤は、よくお菓子の袋などに「シリカゲル」と書かれているものです。
そう!これです!
こちらの小さい除湿剤も少しの効果がありますが、
できれば、楽器専用の除湿剤を使用されることをオススメします。
こちらの楽器専用の除湿剤なら、わざわざ保管場所に湿度計を設置しなくても、
自動的に湿度50%に保ってくれます!
また、逆に保湿剤というものもありますので、
乾燥し始める時期に使用すると、効果的です!
そして、以下の点にも注意してください。
私がいつも生徒さんにお伝えしていることですが、
バイオリンの保管場所で適していない場所があります。
それは・・・
・直射日光の当たる場所
・エアコン等の風が当たる場所
です。
こちらの場所に置いてしまうと、バイオリンが痛む原因になります。
ですので、保管場所には気を付けましょう!
楽器用の除湿剤を使って、湿度を理想の50%にさせる
※ 直射日光の当たる場所、エアコンの風が直接当たる場所は、必ず避けましょう!
バイオリンはデリケートな楽器です。
人間と同じく、バイオリンの体調には、日々気を配ってあげてくださいね!