バイオリンの音の強弱を変化させる一番の方法は、弓の圧力加減になります。
コレ、ご存じの方は多いですよね!
また、普段から気にせずやっている方もいらっしゃると思います。
しかし、弓の圧力は特に意識しないでも、音の強弱を変化させる方法もあるのです!
あなたは、ご存じですか?
今回は、弓の力を変化させずに、音の強弱を変化させる方法についてお伝えしていきます!
では、その方法を、最初に言っちゃいますね!
それは・・・
「弦の弾く位置」です。
では、ここで、クイズです♪
まず、1問目!
第1問目:
f(フォルテ)で鳴らしたい時、弦のどの辺りで弓を弾くと、
フォルテで鳴るでしょうか?
1.2.3.4でお選びください!
わかりましたか?
では、答えです!
答えは・・・
「2」です!!
駒の近くで弾くと、音が大きく響きます。
ですので、「2」が正解です!
では、2問目のクイズです!
第2問目:
p(ピアノ)で鳴らしたい時、弦のどの辺りで弓を弾くと、
ピアノで鳴るでしょうか?
1.2.3.4でお選びください!
さて、わかりましたか?
2問目の答えは・・・
「3」です。
p(ピアノ)は、先程のf(フォルテ)と比べ、音量は下がりますよね?
強弱は弱くなります。
ですので、指板の近くで弾くと、音が弱く出せるのです。
しかし、「4」のように指板で弾くことはよくありません。
弓のフォームが正しくないと、気付くと「4」の箇所で弾いている人も
いらっしゃるかもしれません。
また、「1」と選んだ方は、いらっしゃいませんか?
この「1」は、よく見ると、駒より手前の弦です。
この部分では、音が鳴りません。
決して、「1」や「4」の箇所では、弾かないようにしましょうね!
今回は、弾く弦の位置で、音の強弱が変わることについてお伝えしました。
あなたは、2つのクイズは正解しましたか?
今回のことを意識して、一度音を鳴らしてみてくださいね!
f(フォルテ)で弾く時・・・駒に近い箇所の弦で弾く
p(ピアノ)で弾く時・・・指板に近い箇所の弦で弾く
曲を弾いていると、音の強弱を出すと完成度は高くなります。
強弱を弾く時は、今回お伝えしたことも意識してみてくださいね!