そのバイオリン、何か変なんです…!
最近、知り合いと話をしていると、たまたまバイオリンの話題になりました。
「バイオリンって意外と手軽に買えてしまうの~!?」 と言われてしまいました。
以前、生徒さんが「1万円でバイオリン購入しました~」 と見せていただいていたのと、私自身も通販で売られているのを見たことはありました。
何かの参考にと思い、実際に通販でじっくりと見ていました。
やはり、初心者用バイオリンだと1万円程で販売されていました。
しかも、弓に塗る時に使う、松脂や楽譜立て、テキストなど込みのお値段とのこと!
中には、8000円台のバイオリンもありました。
しかし、実際にその写真を見ると何かがおかしいのです!
「何か違和感あるな?何だろー?」 とじっとその写真とにらめっこしていると、原因がわかりました。
みなさんも分かりますか~?
(画像の出典はhttp://image.rakuten.co.jp/auc-pleasure0905/cabinet/item/175.jpgより)
そうなんです!
「バイオリンの駒がない…!」
バイオリンの指板 (バイオリン本体の中心にある黒色の箇所) とバイオリンの音を調節する調整ネジの長さが異様に長いのです。
よく見ると、別で駒は付いているとのこと。
ということは、「あとは自分で付けてね」 ということなのです。
バイオリンをある程度やっている人であれば付けられますが、これでは初心者の人は付けられないなと感じました。
ただ、初心者用バイオリンでも、しっかりと最初から駒が付いており、音もある程度調弦されてある親切なものもありましたので、ご安心ください!
初心者用バイオリンを購入する人は、初心者の方です。
しかし、このように初心者の方だからこそ分からないこともあります。
★初心者の方が楽器を購入する時のポイント★
お試し用としてバイオリンを通販で購入される場合は・・・
バイオリンの先生、もしくは、バイオリンを習っている人に写真をみてもらいましょう。
見た目であきらかに不自然なものがありますので注意が必要です。
通販でバイオリンを購入するときの注意点について、また次回、ご紹介したいと思います。