バイオリンを弾かれている方は、「音階練習や練習曲はやる意味があるの〜?」と思われる方も少なくないと思います。
実際、私は小さい頃、意味も分からず音階練習をしていました。
まず、音階練習するメリットについてお伝えします。
メリットは2点です。
1. 指がほぐれて動きやすくなる
2. 曲を弾く時に音階練習を活かすことができる
まず順番に見ていきましょう!
1の「指がほぐれて動きやすくなる」です。
例えば、マラソンを走るにしても最初、体をほぐすためにストレッチしますよね?
バイオリンも同じことです。
バイオリンでの音階練習というのは「指の体操」と私は言っております。
この「指の体操」をすることで指がほぐれてきます。
ほぐれてきた頃に曲を弾くので、指が動かしやすくなります!
次に、2の「曲を弾く時に音階練習を活かすことができる」についてです。
ここで注意していただきたいのは、何でも良いから音階練習をしても意味がありません。
曲に沿った音階練習をすることが重要です!
例えば、今やっている曲が三連音符の箇所があれば、その練習ができる音階練習。
trill(トリル)がある曲であれば、装飾音符の練習ができる音階練習。
ポジション移動の曲であれば、1stポジションから2ndポジションへ移動する音階練習。
など、曲に沿った練習をすることです!
この2点を意識すると、なぜこの音階練習をやっているのか意味が分かるようになります。
無意味な音階練習はとても辛いですよね…
当バイオリン教室では、そのような無意味な音階練習はいたしません。
みなさんには、楽しくバイオリンを弾いてもらいたいと考えているからです。
本来のバイオリンの楽しさを味わって頂くために、常に新しい手法をどんどん取り入れていこうと思っております♪