あなたは、バイオリンの弦を張り替えたことがありますか?
張り替え方が分からずに、楽器屋さんで、弓の毛替えと一緒にやってもらうという方も
多いのではないでしょうか?
今回は、バイオリンの弦を替えるタイミングとについてお伝えしていきますね!
バイオリンの弦をずっと使用していると、
松脂の粉がこびりついたり、汗などで弦が劣化します。
また、巻線の箇所が痛んだりする時もあります。
そのままの状態で、バイオリンの弦を使用していると、音色が違ってきます。
どのように違うかといいますと、こもった音になります。
なので、同じ弦でずっと弾いていると、音程も取りにくくなります。
たまに、弦を切れるまで使われている人がいらっしゃいますが、よくありません。
日頃どの程度弾かれるかにもよりますので、一概にはいえませんが、
半年に一度は交換する必要があります。
また、弦交換の際の注意点です。
演奏会や発表会前などの大切なイベント前には、弦交換はしないでください。
弦交換した直後は、調弦がずれることがよくあります。
ですので、1~2週間前に弦交換しておくことをオススメします。
また、弦交換される時は、4本全ての弦を交換してください。
(次回の弦交換の時期がわかりやすくするため)
そして、弦交換する時は、1本ずつ交換してくださいね!
古い弦を1本はずす
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新しい弦を張る
こちらを4セット順番におこなってください。
決して一度に古い弦を全て取らないように注意してください。
全て取ってしまうと、駒の位置を調整したりしないといけないため、大変です(汗)
最後に、弦を少しでも長持ちさせるには、練習後は必ず、
弦に付いている松脂をガーゼで拭き取ってください。
バイオリンを拭かずにすぐにケースに入れられる方もいらっしゃるようですが、
バイオリンの弦やバイオリン本体の手垢、あご当ての皮脂などを
きれいに拭き取ってから直してくださいね。
バイオリンは生き物です。
人間と同じですので、大切に扱ってくださいね!
音がこもってきたら替え時!
使用頻度にもよるが、半年に一度は替えましょう!
替える時は、1本ずつ替えてください
今まで、弦が切れてしまった時しか弦交換されていなかったという人は、
今回の内容を参考に定期的に弦交換してくださいね!
古い弦のまま弾いていると、音程も取りづらくなってきて、練習にも支障をきたします。
綺麗な音で練習するには、楽器のメンテナンスは必須ですので、
ご参考になさってください。