バイオリンには弦は4本あります。
G線、D線、A線、E線の4本ですよね!
では、5弦バイオリンがあるというのは聞いたことがありますか?
そうなんです!
5弦バイオリンは存在します^^
こちらが、5弦バイオリンになります。
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「えっ、バイオリンは4弦じゃないの?」
と思う方のために、今回は5弦バイオリンについて説明していきます。
何のために、5弦のバイオリンが必要なの?と思われる方は多いと思います。
ただ、ビオラを弾かれている方は、5弦バイオリンの意味はお分かりだと思います。
5弦バイオリンの弦は、通常のバイオリンの弦に加えて、
C線という弦が加わります。
G線よりさらに低い音を出すのが、C線です。
ですので、音の低い順に並べると、5弦バイオリンは、
低 ⇐ C線、G線、D線、A線、E線 ⇒ 高
という順番になります。
では、何のためにC線が必要かと言いますと、
バイオリンのG線では出せなかった低音がC線では出すことができます。
なので、G線の開放弦=ソ より低い音が出せるわけです。
そうすると、曲の音域に広がりを出すことができるのです!!
もし、バイオリンとビオラを同時に弾けるという方は、
バイオリンとビオラをそれぞれ弾くのに、持ち替えが大変という方もいらっしゃるでしょう、
また、演奏活動されている方は、バイオリンとビオラケースを2つ持ち歩くのは大変です。
このように5弦バイオリンなら、解決されるというわけです。
特に、音域のあるポップスの音楽をバイオリンで弾くとなると、4弦で弾けるようにアレンジが必要でした。
しかし、5弦バイオリンの登場で、気に入って使用されている方もいらっしゃるようです。
私は実際に5弦バイオリンは弾いたことがないのですが、
少し気になっております。
4弦バイオリンでは物足りない、もう少し低い音がバイオリンでも弾けたらな~
と思われる方は5弦バイオリンという方法もありますよ!
・バイオリンでは出せなかったG線より低い音が出せる
・バイオリンとビオラの2丁持ちがなくなる
・持ち運びにも便利
5弦バイオリンなんてあったの?!
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
まだまだ、バイオリンには知られていないことがたくさんあると思います。
私もどんどん新しいことを吸収して、おもしろい情報をお伝えしていきたいと思います!
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