私の生徒さんから、発表会前になると「緊張しない方法はありますか?」と聞かれます。
あなたも特に人前で弾く時は、緊張するかと思います。
そのような時、どのようにして緊張を克服されていますか?
今回は、緊張を克服する方法についてお伝えしたいと思います。
緊張を克服する方法って・・・
実際によく頂く質問ですが、私はこのようにお答えしております。
それは・・・
「緊張しない方法はありません(笑)」
この記事を見て、「なんだ、ないのか…」と落胆されている人、いらっしゃいませんか?
これから大切な事をお伝えしていきますので、最後までお読みください。
私が経験して現在に至る結論
なぜ生徒さんに「緊張しない方法はない」とお伝えしているのか?
それには、しっかりとした理由があります。
これは私の体験談を基にこのような結論に至っております。
私は幼少期から毎年1回発表会を経験しておりました。
バイオリンの他にピアノも習っておりましたので、毎年2回ということになりますね。
比較的、子供の時は緊張しても、本番では上手く弾けていた方です。
先生にも「本番に強いね!」と褒められていました(笑)
しかし、社会人になってから人前で弾く機会を頂いた時、常に緊張と戦っていました。
しっかりと練習をしていても、100%の力を発揮できないと分かりました。
「私が100%の力を発揮できないのは緊張のせい?」と思い、緊張をほぐす方法を色々試してみました。
例えば、腕や指のストレッチ、身体全体のストレッチ、深呼吸をして落ち着く、声を出す、音楽を聴く、最後には人を3回書いて飲み込むということまで(笑)
色々試した結果、緊張をほぐす方法はないという結論に至りました。
ただ、確実に1つだけ言えることがあります。
1つだけ確実に言えること
色々試した結果、私はある結論に辿り着きました。
確実に言えこと。
それは・・・
練習は裏切らないということ。
ここで質問です。
少し考えてみてくださいね!
あなたは練習で100%弾けたと思い、本番に臨みます。
その時本番では、練習の何%の力を発揮できますか?
私の場合は、良くて練習の60%の力しか発揮できません(笑)
そんな時どうしたら良いのか?
私の尊敬するヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんは教えてくれています。
以下、葉加瀬アカデミーの会員さんはご存じだと思いますが少しだけ抜粋させていただきますね。
「本番で練習の70%しか発揮できなければ、練習で130%すれば良い!」
ですので私は練習の60%しか発揮できないので、練習で140%の練習をしなければならないということ。
練習で100%できて当たり前。
その先を超えた練習を普段からしないといけないとのこと。
すごくわかりやすいですよね?
あなたも普段の練習は何%しないといけないかを算出してみてくださいね~!
練習は裏切りません!
バッチリ練習して安心を買って、本番に臨みましょう~♪