あなたは、バイオリンを弾いているとこのような時はありませんか?
「今日は何だか調子悪いな…」
「いつもと同じように弾いているのにうまく弾けないな…」
「今日は調子良いぞ!音も響いているな~」
など、感じる時ありませんか?
今回は、バイオリンを弾いていて調子が悪いなと感じた時の対処法についてお伝えしていきます。
「調子が悪い」という状態について
まず「調子が悪い」という状態について説明していきますね。
バイオリンを弾いていると、「何だかうまく弾けないな…」と感じる時は誰にでもあります。
「今日は音の伸びが良いな!」と思ったり、
「何だかビブラートがかかりにくいな」と感じたり、
「力の脱力ができていないな」と実感したり…
その状態は人によって様々です。
いつもは問題なく弾けるにも関わらず、
限定的にうまく弾けなくなる時のことを今回はお伝えしていきますね。
ですが、このような状態になったからといって、練習不足だ…
と落ち込む必要はありません。
なぜなら、人間にも体調があるのと同様、
バイオリンの弾く時の体調やメンタルなどで調子の悪い時も出てきます。
ですので、調子が悪いなと感じた時は違う方法でアプローチして練習する必要があります。
調子の悪い時はこのような考え方で練習すべし!
では、調子の悪い時はどのようにすれば良いのでしょうか?
まずは考え方からお伝えしますね!
それは・・・
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うまく弾けても、弾けなくても楽しむこと!!
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これはレッスン中でも自宅での練習中でもいえることです。
調子が悪い時は、練習するのが苦痛になってきますよね?
そんな時は、ムリせず、今のご自身の状態を受け入れることから始まります。
そして、うまく弾けても、弾けなくても楽しみましょう!
そんなことは言っても、うまく弾けない場合は楽しめないよ…
と思われる方は、以下の方法がオススメです。
調子の悪い時は、練習メニューを基礎練習に変更してみましょう。
無理に曲を練習しなくても大丈夫です。
ボーイングだけの練習、音階練習、ポジション移動の音階練習など、
基礎練習をしてみるだけでも良いのです。
とにかく頑張らないこと!
大人の方は特に、テクニックに囚われがちな人が多いのですが、
テクニックは二の次で構いません。
この基礎練習を疎かにしてしまうと、後々響いてきてしまいます。
なので、今日は調子が悪いなと感じた場合は、練習メニューを変更してみましょう!
そして、音階練習やボーイング練習を楽しみながらやっていきましょう!
集中して弾いていると、だんだん楽しくなってきますから、騙されたと思ってやってみてください♪
終わったら、「今日はここまでできた!」と今の自分を褒めてあげてくださいね!
曲を弾いて楽しいと思うのも良いのですが、一つ一つゆっくりと集中して弾くことがコツです。
すると、何も考えずに弾いていることに気付くはずです。
バイオリンを弾いている時に、
「今日のごはんは何にしようかな?」とか、
「今日の仕事は〇〇だったな~」とか、
考えているようでは、集中しているとは言えません。
余計な雑念を捨てて、バイオリンを弾くことに集中してくださいね!
調子が悪いなと感じた時の対処法【まとめ】
さて、いかがでしたか?
バイオリンを弾いている時間は、ご自身に集中する時間と思ってください。
「バイオリンに向き合う時間」
この時間を大切にして無理せずに、楽しみながら弾いてみてくださいね!