バイオリン 楽器

奈良・生駒の楽しいバイオリン教室 りり先生のワンポイントアドバイス

松脂を使っても音がカスカスする時、あなたならどうする?
 

バイオリンを弾いているとカスカスして音が出にくい時ってありますよね?

今回は、その時の対処法についてお伝えしていきます。

 

バイオリンをすでに弾かれている方は、対処法はご存じだと思います。

アレを使って対処しますよね!?

しかし今回は、アレを使ってもカスカスするというお悩みを頂きましたので、

みなさまに共有したいと思います!

 

まず、アレとは・・・

そう!松脂ですよね!

 

ここまでは、既にご存じの方も多いと思います。

しかし、松脂を何度も塗ってもカスカスする時はありませんか?

もしそのような状況になったことがないという方も、きっと役に立ちますよ!

 

何回も松脂を塗っても音色が変わらない場合、2つのポイントがあります。

まず1つ目が、弓の持つ圧力です。

右手で弓を持っている時、指に力が入っていない可能性が考えられます。

正しい弓の持ち方をして、少し指に圧力をかけてみると、はっきりとした音が出ます。

 

次に2つ目が、松脂の表面に問題がある時です。

松脂は長い間使えるものです。

しかし、特に使い始めの頃など、松脂の表面がツルツルしております。

すると、松脂を弓にこすっても、ツルツルしているため、

松脂の粉が弓の毛に浸透してこない時があります。

その時の対処法は、松脂の表面を、紙ヤスリなどでこすってあげましょう!

良い意味で、松脂の表面に傷を付けます。

すると、摩擦が発生して、弓の毛にも松脂の粉が浸透してきますよ!

 

もし、松脂を何回も塗っても、音がカスカスする場合は、

2つのポイントに注目してみましょう。

 

★松脂を塗ってもカスカスした音が出る場合★

原因1:弓の持つ指の圧力が弱すぎる

原因2:松脂の表面がツルツルしている

 

以上のことを参考にしてみてくださいね!

 

 


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