バイオリン 練習

奈良・生駒の楽しいバイオリン教室 りり先生のワンポイントアドバイス

重音を弾く時に気を付けること
 

バイオリンで重音を弾く時、なかなか音が思うように出ない…とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

そのような方のために、今回は重音(2音)の弾き方のコツについてお伝えしていきます。

 

まず重音とは、2つ以上の音を同時に鳴らすことをいいます。

ちなみに3つ以上の音を鳴らすことを、和音といいます。

 

重音で大切なことは、弓の圧力のバランスです。

2つの音を均等に鳴らすとキレイに音が出ます。

 

とはいうものの、その均等に音を出すのに苦労されている方は、以下のことをお試しください。

 

1. 重音を弾く2本を同時に開放弦で弾いてみる

この時、2本の弦を均等に弾くことを意識する

特に右手の弓の角度に注意することが大事です!

 

2. 重音で弾く音を一つずつ鳴らす

この時、1つの弦に指を立てて押さえることを意識してください。

なぜなら、指が違う弦に押さえてしまうと、別の音が鳴ってしまうからです。

 

3. 2つの音が取れたら、開放弦で弾いた時の感覚と同じように同時に弾く

この時、あまり弓に圧力をかけ過ぎると、音が潰れた音になります。

ですので、音が潰れている場合は、右手の力を少し抜いて弾くようにしましょう。

 

このように、注意して弾くと、キレイな重音を出すことができます。

 

では、重音の弾き方のポイントです!

 

★重音で気を付けること★

右手の弓の角度と圧力

左手の指の位置(立てる)

に気を付けて弾く必要がある!

 

いかがでしたか?

右手も、左手も気を付けるポイントがあるので、混乱しそうですが、

1つずつクリアしていくと、キレイな重音が弾けます!

ぜひ、お試し下さいませ♪

 

 

 


RELATED POST
バイオリン 練習

調子が悪いなと感じた時の対処法

2017年12月1日
りりバイオリン教室 (奈良・生駒・オンライン)
あなたは、バイオリンを弾いているとこのような時はありませんか? 「今日は何だか調子悪いな…」 「いつもと同じように弾いているのにうまく弾けないな…」 「今日は調子良いぞ! …
バイオリン 練習

速いパッセージが弾けるようになる方法

2021年6月18日
りりバイオリン教室 (奈良・生駒・オンライン)
速いパッセージはカッコイイので憧れますよね!しかし実際弾いてみると難しくて苦労されている人も多いと思います。 今回は、速いパッセージが弾けるようになる練習方法についてお伝え …
バイオリン 練習

弓がプルプル震える時の対処法

2021年6月10日
りりバイオリン教室 (奈良・生駒・オンライン)
バイオリンを弾いている時、弓がプルプル震えてしまう時はありませんか? もしそのような場面に直面した場合、弓を震えないようにするにはどのような練習をしたら良いでしょうか?  …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です