初心者の方はよく、「私、楽譜が読めないんです…」と相談される方がいらっしゃいます。
あなたは、「バイオリンを弾くには、楽譜が読めないと弾けない」と思いますか?
答えは… NO です!
「バイオリンを弾くには、楽譜が読めなくても弾けます!」
もちろん、楽譜が読めるに越したことはありません。
小さい頃にピアノや他の楽器をされていた方は、スラスラと読まれます。
ただ、今からバイオリンを始めよう!という方の中には、今まで音楽と無縁だったという方もいらっしゃいます。
そのような方のために、今回はお伝えしたいと思います。
シンプルに言いますと、「音で覚える」ということをします。
わかりやすく例にとります。
例えば、「ちょうちょう」という曲は誰でもご存知かと思います。
この曲は「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」の5音から成り立っています。
ということは…
その5音の指位置を覚えると、弾けるようになるということなのです。
しかも、「ちょうちょう」はバイオリンで弦を押さえる指は「1の指」「2の指」「3の指」だけです。
そして、「ミは1の指で押さえる」など楽譜にメモをすると、弾きやすくなります。
楽譜の音符に「ド」「レ」「ミ」と書き、指番号の「1」や「2」とメモすると、楽譜が読めなくたって平気です!
ですから、楽譜が読めないという方は安心してくださいね!
お子様で楽譜を読めない場合は、少し違ってきますので、下のまとめで記しますね。
【大人の場合】
・音を聞き、覚えましょう!
・指の番号を振って、だんだん慣れていきましょう
【お子様の場合】
・音符やリズムのソルフェージュを習い、ある程度の音感を身に付ける
・指を動かして、身体で覚えましょう!
若干、大人と子どもでは違ってきますが、基本は音をまず聴くというのは変わりません。
楽譜の読めない方でもご安心ください♪