バイオリンを弾いていると、【左指が反ってしまう】ということでお悩みではありませんか?
弾いていて特に早いパッセージを弾くと指が反ってしまうという時ありませんか?
左指を忙しく動かしていると、どうしても指が反ってしまうや、小指だけ指が反ってしまうということでお困りの人も多いかと思います。
今回はよくあるお悩みの【左指が反ってしまう時の練習方法】についてお伝えしていきます。
今回の記事をお読みいただくと、左指が反ってしまう原因がわかり、普段の練習で取り入れていただける練習方法についてお伝えしますので、最後までお読みいただければ幸いです。
左指が反ってしまう時はコレをしよう!(動画解説)
なぜバイオリンを弾いていると指が反ってしまうのか?
左指が反ってしまう原因はいくつか考えられます。
例えば以下が考えられます。
✓ 左手がうまく脱力ができていない
✓ 親指や肘の位置に問題がある
✓ 左指の押さえ方に問題がある
こちらが考えられます。
特によくありがちなのが、左指の押さえ方です。
今回は、左指の押さえ方に焦点を当てて説明していきます。
左指が反ってしまう例と理由
よくある左指が反ってしまう例は以下になります。
左指が反っている状態
正しい左指の押さえ方
お写真をご覧いただき、左指の押える位置に注目いただければと思います。
左指が反ってしまう時、第一関節付近の指を押さえていることが原因で指が突っ張ってしまうことがあります。
左指が反ってしまう時の解決法
左指が反ってしまう時は、第一関節付近側で押さえていることが原因とお伝えしました。
ではどのように押さえたら良いのでしょうか?
今から左指が反ってしまう時の解決法を具体的に2つお伝えします。
解決法1:バイオリンの弦を指の腹で押さえる
指の腹で弦を押えることがコツです!
その時に、指を上からポトっと落とすイメージで押さえることがポイントです。
解決法2:指の力を分散させる
力が入り過ぎていると指の腹で押さえていても指が突っ張ってしまいます。
これはうまく指の力が分散されていないことが原因です。
このように、2つのことを意識していただくと左指が反ってしまうことは解消されます。
ただ、指の力を分散させると言っても、「どのようにしたらいいの?」と思われる人もいらっしゃるかと思います。
力の分散は、指の体操をしていただきことで感覚が掴めます。
今から指の体操についてお伝えします。
指の力を分散させる指の体操
では指の体操について順番にお伝えしますので、あなたも一緒にやってみてください♪
1:両手を合わせる
2:指の腹同士で両手を合わせる
この時に指を丸めるようにして両手を合わせることがポイントです。
3:指を合わせた状態で内側に力を入れる(3秒間)
4:力を抜く(3秒間)
5:力を入れる→抜くを繰り返す
このような手順で指の体操を行うと、指の腹から押さえるということが習慣化されます。
こちらの体操はピアノを弾く人はされたことがあるかもしれません。
あまりバイオリンを弾く人はこちらの指の体操は習うことが少ないですが、指の腹を意識して力の分散という点で行なっていただければと思います!
また、バイオリンを弾く時のポイントになります。
バイオリンを弾く時のポイント
バイオリンを弾く時のポイントとして、力を入れずに上からポトっと指を落とすイメージで押さえましょう!
普段から指の腹を押さえ、指の体操をして指の力を分散させる方法で押さえることで左指が反ってしまうということが解決されますので、普段の練習でお試しください。
今回お伝えしました、左指が反ってしまう時の解決法としてよくあるお悩みをテーマとして取り上げてみました。
その他にも原因は様々ございます。
普段のご自身の指の押さえ方に意識してみてくださいね!
左指が反ってしまう時はコレをしよう!【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回は、左指が反ってしまうときの解決法についてお伝えしました。
普段何気なくバイオリンを弾いている時に、「はっきりとした音が鳴らない」という場合も、左指が反ってしまうことが原因という場合もあります。
今回お伝えしました2つのポイントについて意識していただき、ぜひ普段の練習に取り入れてみてください!