あなたはバイオリンを弾く時、肩当てを付けて弾かれますか?
おそらく多くの方は、肩当てを付けるのを当たり前と思われている人も多いはず。
今回は肩当ての必要性についてお伝えしていきます。
今回の記事をお読みいただくことで、肩当ての必要性をご理解いただき、肩当てをつけない時のメリットもご理解いただけますので、最後までお読みいただければ幸いです。
肩当ては必ず装着する必要はある?(動画解説)
【結論】肩当ては必ず装着する必要はある?
では最初に結論をお伝えします。
それは・・・
必ずしも肩当てを装着する必要はありません!
では、こちらについて詳しくお伝えしていきます。
肩当てをつけなくても問題ない人とは?
肩当てをつけて弾くというのが当たり前と思っている人は多いので
肩当てなしで弾いてみて、肩がバイオリン本体とフィットしないという人は、肩当てを付けて弾くと楽になります。
しかし、
特に肩が痛いということがなければ、無理に肩当てを付けなくても良いと思っております。
今までたくさんの生徒さんをみている中で、肩当てを付けなくても大丈夫という生徒さんもいらっしゃいます。
個人的には、男性の方が多い気がします。
ちなみに私は肩当てなしでは安定しないので通常は肩当てを装着して弾きます。
肩当てをつけないメリット
ヴァイオリニストを見ていると肩当てを付けている方もいらっしゃいますが、付けていない方もいらっしゃるのも事実です。
私は肩当てなしでよく弾けるな〜と思っていました。
しかし、肩当てを付けないメリットがあることを知りました。
とあるヴァイオリニストにお会いする機会がありその方は肩当てな
その方曰く、肩当てなしの方が音の響きが良いとのこと。
確かにバイオリン本体に肩当てを付けると音が遮られるような感じ
バイオリン本体を少し変えると肩当てなしで弾けることを教えて頂
私の生徒さんの中には肩当てなしでも弾けるという方がいらっしゃ
その生徒さんも、肩当てなしで弾く方が音の響きが骨に振動するのが体に伝わるとのことをおっしゃられていました。
例えば、
なるほど〜!
私も肩当てなしで弾いてみようかなと羨ましく思ってしまいます。
肩当てをつけてもしっくりこない人
色々な肩当てを試してもしっくりこないという人はいらっしゃいませんか?
バイオリニストの方もおっしゃられていますが、「自分に合った肩当てに出会うのは永遠のテーマ」と言われているほど難しいです。
私自身も過去に、色々な肩当てを試しました。
工房で肩当てを試して購入したものの、何日間弾いたら、「ちょっと違うな?」なんてことがあります。
肩当てだけに目を向けてしまう人が多いと思いますが、肩当てでなく顎当てを変えた方が良い場合もあります。
私自身の経験ですが、顎当てが自分に合っていないということに気付き、顎当てを替えることで今のところは落ち着いています。
過去にご紹介している記事もご参考になるかと思いますのでぜひご覧くださいませ。
肩当ては必ず装着する必要はある?【まとめ】
いかがでしたか?
今回は、肩当ては必ず装着する必要はある?についてお伝えしました。
肩当てなしで弾くと音が響くというメリットがあります。
しかし無理に肩当てなしで弾く必要はありません。
特になで肩の人は肩当てなしで弾くことは難しいと思っています。
私の経験上、
肩当てなしで練習して肩を痛めてしまうということにならないためにも、今回ご紹介した、顎当てに目を向けてみるや、顎当てカバーについても取り入れていただき、あなたの肩にフィットする方法を編み出してくださいね!