バイオリンのレッスンを受けられている方は、何らかのテキストをお持ちかと思います。
しかし、先生からもらった楽譜や、コンサートや発表会用の楽譜なども中にはあるかもしれませんね。
そのような時、あなたならどのようにされていますか?
1枚だけのペラペラの楽譜でしたらスケッチブックや厚紙に貼ってOKですが、結構なページのある楽譜であれば、製本した方が良い場合があります。
特に、アマチュアオーケストラに入団されている方やアンサンブルで弾かれる方は違うパートも一緒に書かれていることが多いので、ページ量が多くなります。
当教室の生徒さんに製本に関してお伝えすると、知らない方がほとんどでした。
今回は、ページ量が多い場合と少ない場合の2パターン別楽譜の製本方法についてご説明していきます。
意外と知られていない!?楽譜の製本方法【動画解説】
動画を見て少しでもいいな!と思われた方は高評価やコメント、チャンネル登録頂けると嬉しいです^^
楽譜が多い時の製本方法
用意するものはコレ!
まず、用意するものをお伝えします。
製本する楽譜と、紙テープです!
ちなみに私のオススメの紙テープはこちらを使っています↓↓↓
薬局で売られている、包帯の上から止めるテープです。
色々な種類がありますが、ビニール素材ではなく、「和紙素材」を選んでくださいね。
和紙素材の方が、楽譜の折り目がつけやすいというのが一番の理由です。
いよいよ製本してみよう!
では順番に沿って説明していきます。
製本は4ステップになります。
- 楽譜を2枚広げる
- 楽譜を裏返し紙テープで貼る
- 紙テープで貼る作業を繰り返す
- 楽譜を折り畳んで製本完成!
製本4ステップ!
では順番に沿って説明していきます。
1.楽譜を2枚広げていきます。
2.そのまま裏返しして紙テープで貼っていきます。
※紙テープで貼る部分は全て裏面で貼ってくださいね。
3.紙テープで貼る作業を繰り返す
表面はこのようになります。
4.楽譜を折り畳んで製本完成!
はい!これだけで完成です!
意外と簡単でしたか?
もし本のようにされたい方は、最後表紙に製本テープを貼り付けて終わりです!
詳細が気になる方は、動画で詳細をご確認くださいませ。
楽譜が少ない時の製本方法
次はレッスンなどでも利用できる方法です。
ページ数が少ない場合は、製本するほどでもない時もあるのではないでしょうか?
4ページ以下の場合は、おすすめファイルが2つあります。
キングジム クリアファイル KAKIKO
上下にクリップのように挟めるので、ファイルから楽譜を取り出さなくても書き込みがすぐにできます!
普段の練習中でご自身が書き込みたいと思う時にストレスなく書き込めます。
またレッスン中、先生からすぐに書き込みしていただけるので時短にもなりますよ!
バンドファイル リングタイプ
先程のキングジムのファイルと同様、書き込みができる楽譜ファイルです。
一点違うところは、リングタイプですので簡単に折り曲げることができます。
1ページだけ集中して取り組みたい時や、譜面台に180度開いてくれるというところがメリットです!
意外と知られていない!?楽譜の製本方法【まとめ】
いかがでしたか?
ページ数が多い場合は、私がオーケストラに所属していた時に教えて頂いた方法です。
細かい作業が不器用な私は、最初、楽譜を破ったり失敗しておりましたが…(笑)
こちらの方法であれば、不器用な私でも簡単にできました!
発表会でお願いするピアニストの先生にも、このような方法で製本してお渡ししました。
また、ページ数が少ない場合は、生徒さん達にお伝えすると「使い心地が良い!」と言って気に入って使用されています!
バイオリンを弾く時、楽譜は毎回よく見て練習しますので、日々の練習はストレスなく練習したいものですよね!
ぜひ、製本してあなただけのオリジナル楽譜を作ってみてくださいね!