早速ですが、あなたにクイズです!!
さて、コレは何でしょうか?
また、どのような役割があるのでしょうか?
見たことのある方も、初めて見る方もいらっしゃると思います。
今回は、こちらの正体について説明していきます。
冒頭の質問の答えは・・・
「弱音器」です!
するとあなたは、「消音器とは違うの?」と思われるかもしれませんね。
消音器と弱音器の違いについて説明していきます。
分かりやすいように、それぞれ、まとめていきますね。
【消音器】
・見た目は大きい
・音量を抑える効果が大きい
・主に練習用として使用
【弱音器】
・見た目は消音器に比べ、小さい
・音量を抑える効果が、消音器に比べ小さい
・演奏の特殊効果として使用(音色の変化)
いかがですか?
消音器と弱音器と言葉は似ておりますが、役割が違いますね!
では、どのように装着するのか、順番にみていきましょう!
消音器をバイオリンに装着した時の状態です。(金属製の消音器です)
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また、弱音器をバイオリンに装着した時の状態がこちら。
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ですので、防音効果があるのは、消音器といえますね。
マンションやアパートで弾かれる方は、こちらの消音器をお使いください。
消音器の詳細はこちらの記事をお読みくださいませ。
一方、弱音器は、主にオーケストラで使用します。
例えば、楽譜に【con sordino】と記載されていると、弱音器を付けて弾くという意味になります。
弱音器を付けて弾くと、音が少しこもった音になります。
なので、音色に変化が出てくる効果があります。
消音器⇒主に、消音効果の目的で使用
弱音器⇒音色の変化目的で使用
このように、消音器と弱音器では、全く役割も違いますね!
ご自身の用途に合わせて、消音器、弱音器を使い分けてくださいね!