今回はバイオリンを弾く時の姿勢についてご紹介します。
みなさんは、バイオリンを弾く時は立って練習しますか?それとも座って練習しますか?
初心者の方は、バイオリンの正しい姿勢を学ぶためにも、立って練習することをおすすめしております。
ただ、バイオリンを弾く時の足の開き方具合について、あまり知られていないと思いますのでお伝えしたいと思います。
よく「左足を前にする」など言われていることが多いです。
しかし、こればかりに捉えられると、逆に不自然な格好になることがあります。
ですので、私は「両足を肩幅より少し開く」という方法をお伝えしております。
両足を肩幅より少し開くことで、均等に力を入り安定した格好になります。
足を開けすぎると、均等に力が入らなくなり、音のバランスも悪くなります。
そして、前に足を置くと体がねじれて不自然な格好になっていまい、弓が思う存分に伸ばせず、伸び伸びした音が出せなくなります。
ここで、姿勢と音の関係について説明します。
・後ろにバランスがある場合 → 軽やかな音が出る。弱々しい音になる。
・前にバランスがある場合 → 力強い音が出る。つぶれがちな音になる。
両者それぞれ、メリットもありますが、デメリットもあります。
慣れてくれば、その時々によって、姿勢を調整することもできます。
しかし、慣れるまでは均等に音を出すことに集中していきましょう。
よって、バイオリンを立って練習する時は、両足を肩幅より少し開いて練習していきましょう!
姿勢によって、出る音が違ってくる。
慣れるまでは、両足を肩幅より少し開いて練習しましょう!
均等に音を出すことに集中する!