調弦で気を付けること
以前、「バイオリンの弦を切れてしまったら…」という記事を紹介しました。
今回は、調弦で気を付けることについてご説明していきます。
調弦で気を付けることは、むやみにペグを回さないことです。
何も考えずにペグを回すと、弦が切れてしまいます。
ピンと張った弦をさらに弦を張ると、いつかは圧力に耐え切れなくなり、切れてしまいます。
ですので、あらかじめ知識を持った状態で、調弦する必要があります。
もし調弦の際に、音がずれているなと感じた時は、ペグを緩める方向に回して緩めてください。
一旦緩める方向に回すと弦も緩むので、音が合わせやすくなります。
そして、音を合わせます。
「ココの音だ!」と思った所で、ペグを止めます。
もし、ペグが止まりにくい場合は、バイオリンの内側に向けて少しずつ押すとペグを止めます。
この時、弓は置いておき、バイオリンを両手で持ち、ペグを回し押さえましょう。
そのようにすると、止まりにくいペグも止まってくれます。
★調弦するときのポイント★
① 一旦、弦を緩める方向に回して緩ませましょう!
② 徐々に音合せしていき、ペグを回してみましょう。
ペグがなかなか止まらない場合は、両手でバイオリンを構え、
バイオリンの内側へ向けてペグを押さえると止まります。
以上が調弦する時のポイントになります。
もしわかりにくい点がありましたら、いつでも聞いてくださいね。
ある程度知識があって実践すると、弦が切れることがありませんので、安心です。
調弦する時はむやみにペグを回して調弦せずに、今回のことを試してくださいね!