先日生徒さんより、このような質問を頂きました。
それは、
「自分で弾いているバイオリンの音量をもっと大きく弾くにはどうしたら良いですか?」
自身で弾いているとこのような質問はあまりありませんが、この方はオーケストラで弾かれているので、
ご自身の音量が気になったのかと思います。
今回は、バイオリンの音量を上げる方法についてご説明していきます。
まず、バイオリンの音量が小さいということは、必ず原因があります。
あなたは大丈夫か、チェックしてみてくださいね。
1. 指板よりで弾いているか?
2. 弓の速度に勢いがあるか?
3. 弓に程よい圧力がかかっているか?
まず、1の「指板よりで弾いているか?」については、駒よりで弾くことで改善されます。
指板よりで弾いてしまうと、どうしても音も小さくなってしまいます。
ただ、指板よりで弾いているか、駒よりで弾いているかは自分ではっきりとわかりにくいと思います。
弾き終わった後に、松脂の粉が指板に降りかかっていないか確認してください。
もし、黒色の指板が白色の粉が付いていると、鏡などでご自身の弾いている位置を確認してみてくださいね。
2の「弓の速度に勢いがあるか?」と3の「弓に程よい圧力がかかっているか?」についてです。
ゆっくりと動かしていると音の振動も少ないので小さな音になってしまいます。
弓に圧力をかけ、スピードを速く弓を動かすと音の振動が大きくなります!
ご自身のバイオリンの音が小さい、勢いがない、と思われた方はぜひお試しくださいませ。
1.バイオリンの駒に近いところで弾く
2.弓を素早く動かす
もし、ご不明点がありましたら、メッセージ頂ければと思います。
お待ちしております!