バイオリン レッスン

バイオリンの音階ってどうなっているの?

バイオリンの音階ってどうなっているの?

 

「バイオリンはギターのようにコードとかあるのですか?」

「どこを押さえたらドの音が鳴るのですか?」

このような質問をよくいただきます。

鍵盤楽器なら「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」「ド」と順に音階が弾くことができるけど、バイオリンはどのようになっているのか気になる方も多いと思います。

 

まず、バイオリンの弦は4弦あり、G線(ゲーせん)、D線(デーせん)、A線(アーせん)、E線(エーせん)の4本あります。

弦を音で表すと、以下のようになります。

 

G線(ゲーせん)→ ソ

D線(デーせん)→ レ

A線(アーせん)→ ラ

E線(エーせん)→ ミ

 

音の高低を表すと…

低⇐   G線 D線 A線 E線   ⇒ 高

 

このような順になっております。

何も指を押さえない(開放弦)状態になります。

 

では、指を押さえるとどうなるのでしょう?

 

わかりやすいように、表で記してみますね。

 

  開放弦 「1」の指 「2」の指 「3」の指 「4」の指
G線
D線 ファ
A線
E線 ファ

※開放弦・・・何も指を押さえない状態のこと。「0」の指ともいう。

 

よく見ると、ピアノのように「ド」「レ」「ミ」の順番になっております。

G線の「4」の指  とD線の開放弦  の音は同じ音です。

同じく、 の音も同じ音です。

(色が同じところは、同じ音です)

 

この「1」から「4」の指を押さえられるようになると、様々な曲が弾けるようになります。

難しいように感じられるようですが、バイオリンの音階はピアノのような鍵盤楽器と「ド」「レ」「ミ」の並びの考え方は同じです。

 

一音一音並んでいるので、意外と単純なんです!

♯や♭が出てくると、その音と音の間になりますので、指をくっつけたり、離したりします。

基本的な指の位置を最初に学べば、あとは弦に指を押さえて練習します。

単純に考えると、うまく弾けますよ!

 

 

★バイオリンの音階★

低⇐   G線 D線 A線 E線   ⇒ 高

 

  開放弦 「1」の指 「2」の指 「3」の指 「4」の指
G線
D線 ファ
A線
E線 ファ

 

 

 


RELATED POST
バイオリン レッスン

【お悩み編】音楽を楽しみたい人に伝えたいこと

2021年8月27日
りりバイオリン教室 (奈良・生駒・オンライン)
先日、読者様よりお悩みのメッセージを頂きました。 以下の内容です。 「初めまして。突然で申し訳ありません。5歳からバイオリンを習い始めて、今12歳(中1)の息子がおり …
バイオリン レッスン

全く0からバイオリンを始められた生徒さんの今

2016年7月19日
りりバイオリン教室 (奈良・生駒・オンライン)
全くの0からバイオリンを始められた生徒さんの今。 当教室は、お子様からシニアの方まで通って頂いております。 今回ご紹介する生徒さんは、バイオリンを始められて1年3ヶ月の60代の …
バイオリン レッスン

奈良・生駒のバイオリン教室 りり先生のワンポイントレッスン

2015年8月20日
りりバイオリン教室 (奈良・生駒・オンライン)
あなたの弾いてみたい曲は何ですか? もう夏も終わりに近づいてきましたね。 なんだか物悲しい気持ちになるのは、私だけでしょうか?  …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です