バイオリンを始めると、GやAなどアルファベットが多く使われます。
英語なのか、他の言語なのか混乱されている人もいらっしゃるかと思います。
今回は、バイオリンでよく使う音名について詳しくお伝えします。
この動画を見ると、バイオリンでよく使う音名についてご理解いただき、別の言語との読み方の違いについて理解いただけます。
また今後曲を弾いた時に、ご活用いただける内容かと思いますので、ぜひ最後までご覧頂ければ幸いです。
今さら聞けない!バイオリンでよく使う音名は?(動画解説)
動画で詳細を解説しております。
動画を見て少しでもいいな!と思われた方は高評価やコメント頂けると嬉しいです^^
【結論】バイオリンでよく使う音名(言語)は?
では先に結論をお伝えいたします。
バイオリンでよく使う音名は・・・
ドイツ語です!
バイオリンの(G D A E線)それぞれの弦の読み方は、以下になります。
これはドイツ語になります。
「アルファベットで書かれているのに、英語じゃないの?」と思われる人もいらっしゃると思います。
また、英語読みで読まれている人もいらっしゃいます。
その他、第1弦という読み方で読んでいる人もいらっしゃいます。
基本的には、バイオリンではドイツ語を基本として読むことが多いです。
ドレミの音名は実は○○語
まず、私たちが普段よく音名で歌ったりしている「ドレミファソラシ」があります。
これは一体どの国の言語かお分かりでしょうか?
実は、イタリア語になります!
英語の音名とは?
ギターなどを弾かれる方は、コード読みを得意とされています。
その場合は、英語でお伝えした方がわかりやすい場合もあります。
その読み方は以下で書かれます。
♯や♭はシャープ、フラットと読みます。
ドイツ語の音名とは?
では次にドイツ語の音名について詳しくお伝えしていきます。
ドイツ語はアルファベットで書きますが、読み方が違ってきます。
バイオリンを演奏する時は暗黙のルールとして、共通の言語はドイツ語をよく使います。
ですので、他の人と一緒に演奏をする時などはよく使いますので、少なくともG(ゲー)、D(デー)、A(アー)、E(エー)は覚えておきましょう!
♯の場合(ドイツ語)
♭の場合(ドイツ語)
ドイツ語音名のエピソード(余談)
私がピアノを習っている時は、ソルフェージュを習っていたピアノの先生がドイツ語で音名をおっしゃられていたので、#と♭はドイツ語で読む癖がありました。
ですので、学校の音楽の授業でドレミの音名が歌いにくかった記憶があります(汗)
楽譜を読む時は?
今まで色々な言語の読み方についてお伝えしました。
とは言っても、あなたの読みやすい音名で大丈夫ですのでご安心ください!
ドイツ語のG、D、A、Eはバイオリンを弾く上でよく使いますので、覚えておくと良いでしょう。
今さら聞けない!バイオリンでよく使う音名は?【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
今回は、バイオリンでよく使う音名についてお伝えしました。
本日のまとめは以下です。
バイオリンでよく使う音名はドイツ語!
ドイツ語のG、D、A、Eはバイオリンを弾く上でよく使うので、覚えておくと良い!
私は現在指導する立場としては、イタリア語の「ドレミ」をよく使うようにしております。
ただ、弦を弾く時にはG線(ゲーせん)など弦の名称はドイツ語をよく使いますので、普段ドイツ語に馴染みがない人もG、D、A、Eは覚えておくと良いでしょう!
今回の音名で新しい発見があったという人もぜひ今後の参考にいただければと思います。
以前アンサンブルに参加させていただきました石山です。今年もよろしくお願いします。さて、りり先生は移動ドについてどのようになお考えなのでしょうか。わたくしは移動ドで暗譜してCメジャーの曲は当然ドをドとして演奏しますがト調に移調してソをドとして演奏しています。へ長はファがドになります。ハ長調で覚えた運指を移弦するだけで移調できるので、大変便利な仕組みと考えています。いかがでしょうか。
石山さん、コメントいただきありがとうございます!
確かにそうですね!バイオリンは5度で張られているので、ハ長調とト長調の運指は同じになりますね。
私個人的には、最初の音を聞き、何度離れているかで移調することが多いですが、その考え方は興味深いです。
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします!