バイオリンを習われている学生さんの中によくあるお悩みがあります。
それは、「学業とバイオリンを両立させたい!」ということ。
こちらの問題は学生さんの保護者の方も悩まれ、よくご相談を頂きます。
今回は、学業とバイオリンを両立させたいという方向けにお伝えしていきます。
大人の方にも当てはまる内容となっています。
大人でバイオリンを弾かれている人は、学業を仕事に置き換えていただければ幸いです。
学業とバイオリンを両立させるためのポイント(動画解説)
動画を見て少しでもいいな!と思われた方は高評価やコメント頂けると嬉しいです^^
学生さんが辞める時あるある
私の教室の生徒さんの中でも、中学生くらいになるとバイオリンを辞める学生さんがいらっしゃいます。
理由は、学業優先したいからという理由です。
本人の意思であれば問題ないのですが、その多くは保護者の方の要望もあります。
例えば、「学校の期末テストで〇点以下だったら、習い事を辞めさせる!」という保護者様もいらっしゃいます。
そのような保護者の方に私は少し伝えたいことがあります。
音楽をやっている全ての人に希望のニュース!
ピアノ講師業界の中では、今年話題になっていることがあります。
ピアノのコンクールで有名なピティナ・ピアノコンペティション。
その特級グランプリに東大院生が優勝されました!
その方のお名前は、角野隼斗さんです。
今や、YouTuberピアニスト「かてぃんさん」ですね!
グランプリの演奏はこちらをご覧ください。
勉学に励む傍ら、しっかりとピアノの練習もされ、グランプリに!
例ではピアノですが、バイオリンも同じことがいえます。
素晴らしいニュースなのに、一般家庭ではあまり浸透していないのが現状です。
ですが、勉学と両立したいと思われている学生の方には、希望が持てるニュースだったのではないでしょうか?
学業とバイオリンを両立されている生徒さんの例
学業に集中されるため辞められる生徒さんもいらっしゃいますが、中には学業と両立されている生徒さんもいらっしゃいます。
あなたはその生徒さんの特長は何だと思いますか?
その生徒さんの共通した特徴は、集中力と時間管理、勤勉さです。
集中力
時間を決めて勉強し、その合間にバイオリンを練習されています。
だらだら勉強していても集中力はつきませんが、時間を決めることで集中力を高めることができます。
そして、その合間にバイオリンを練習すると気分転換になるとおっしゃられています。
時間管理
集中力と同じで、こちらは時間管理をすることでメリハリをつけることができます。
勉強の時間は決めて、バイオリンも時間を決めて練習することで集中力が高まります。
勤勉さ
また、勉強と同じで勤勉さが求められます。
勉強をしないと学力が伸びないのと同様、バイオリンも練習量と上達が比例します。
保護者の方から「うちの子は音楽の道に進まないから」とおっしゃられるのですが、音楽の道に進まなくても音楽は気分転換になります。
それは学業の合間でリラックスできたり、癒されたり、感受性が豊かになったり、勉強とは違うことが得られます。
バイオリンが好きなのに、学業を優先せざるを得ないという状況で、バイオリンを辞めるということは非常にもったいないと私は思います。
左指のトレーニング方法【まとめ】
いかがでしたか?
私は、音楽を生涯の友として楽しむという指導に重きを置いております。
ですので、学業とバイオリンや仕事とバイオリンをうまく両立する方法もお伝えしております。
効率の良い練習方法もお伝えしておりますので、何が何でも練習しなさいとは伝えておりません。
(もちろん、練習は上達に比例しますが)
ですので、保護者の方がお子様の希望を無視して、「学業を優先させなさい」と安易に言わないでほしいと思います。
学業とバイオリンを両立されている生徒さんもいらっしゃいますので、ご安心してくださいね!
こちらの記事があなたやお子様の保護者様の励ましになれば幸いです。