バイオリン 考え方

音楽を楽しむという定義

私がよく大人の生徒さんにお伝えすること。

それは、音楽を楽しむということ。

 

技術的なことは大切ですが、音楽の本質は楽しむことだと私は思っております。

今回はいつもと違った視点から、音楽を楽しむ定義についてお伝えしていきたいと思います。

 

あなたはバイオリンを弾いていて楽しいですか?

 

いきなり何言ってるの?と思われそうですが…

 

あなたはバイオリンを弾いている時、楽しいですか?

 

おそらくこちらをお読みのあなたは、ほとんどの人が

「楽しい」

と答えたのではないでしょうか?

 

では楽しいと答えたあなたにもう一度質問しますね。

 

「楽しい!」と思う瞬間はどのような時ですか?

 

あなたの楽しいと思う瞬間

 

こちらの質問の答えは人によって様々だと思います。

 

例えば、

 

曲が弾けるようになってきた!

弾きたいと思っていた曲が弾けてきた!

綺麗な音が出るようになった!

スラーができるようになった!

先生に褒められた!

人前で上手く演奏できた!

他の人とセッションして気持ちよかった!

バンドの仲間と一緒に演奏できた!

オーケストラのみんなと弾いて達成感を味わえた!

バイオリンの構造について知ってワクワクしてきた!

正しい姿勢で弾けるようになって身体の痛みが消えた!

など。

 

本当に様々ですよね!

先程答えていただいたあなたの答えは今後も大切にしてくださいね。

 

私の楽しいと思える瞬間の変化

 

ここで私のバイオリンを弾いていて楽しいと思える瞬間をお伝えいたしますね。

習いたての4歳の頃は、先生に褒められるのが何より嬉しく、楽しかったです。

上手く弾けたら必ず〇とシールを貼ってくださりました。

「今日はシールもらえるかな?」

と緊張とワクワクが入り混じった感じでレッスンに行っていた記憶があります。

 

中学になり、だんだん難しい曲になってきた頃。

この頃は、練習するのが嫌だなと思う時期でした(笑)

でも長い曲が弾けた時は達成感があり、楽しい思える瞬間でした。

 

また並行してジュニアオーケストラに入っていたというのも大きかったです。

練習していかず、ほとんど初見で弾いて参加していましたが(笑)

みんなで合わせて一つの曲を作ると迫力ある音になることに感動した思い出があります。

あと、ゆるーい曲を休憩に弾いていたのも面白かった思い出があり楽しいと思える瞬間でした。

例えばだんご三兄弟など。(年齢がバレてしまいそうですが笑)

夏にみんなでオーケストラ合宿に行ったこともおもしろく、良い思い出となっております!

またその経験が市民オーケストラに入ったりするきっかけにもなりました。

 

やがて人にバイオリンを伝えていく立場としては、やはり生徒さんの成長が喜びです。

そして何より生徒さんとのバイオリンレッスンが楽しいです!

 

このように私のバイオリン歴からも年月が経つにつれて、楽しいと思う瞬間が変化しています。

これはあなたにも言えることです。

一つずつ課題をクリアすると、楽しいと思える瞬間や場面も違ってきます。

 

バイオリンを楽しむという本質

 

私から伝えたいこと。

本質はアマチュアであれ、プロであれ、音楽を楽しむことは誰でも与えられていることです。

他の人のことや周囲の目を気にして音楽を楽しめないという人もいらっしゃいます。

もしそのようなお悩みの人がいらっしゃいましたら、まずは自分本位に楽しんでくださいね!

 

音楽を楽しむという定義【まとめ】

 

今回はいつもと違った視点でお伝えしていきました。

今回の内容に賛同してくださる方がいらっしゃれば幸いです。

バイオリンを弾いていると思った通りに進まないこともあるかと思います。

 

でもそのような時は、

「あなたがなぜバイオリンを弾いているのか?」

を自問自答してみると良いかもしれませんね!

 


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