さて、あなたはご自宅でバイオリン練習される時、何を準備されていますか?
おそらく、バイオリン一式(当たり前ですが)、譜面台と
おっしゃられるのではないでしょうか?
しかし今回お伝えするものは、それではありません。
ごく普通に私たちが使っているものです。
一体なんだと思いますか?
では、答えを言いますね!
鉛筆と消しゴムです。
えっ!?どうして?と思われたあなた!
続きをお読みくださいませ。
意外と、ご自身で鉛筆と消しゴムを用意されて、練習中にお使いの方は少ないようです。
なぜなら、レッスン中に先生に大切なことは、書き込んでもらえますよね?
ですので、「自分で書かなくてもいいや~」と思われている方は多いです。
しかし、コレ重要なのです!
練習中、ご自身でつまづく箇所を書き込んだり、リズムがうまく取れない場合は、
小節に線を書き入れたりすると、効果的です!
ご自身で書かれると、なぜ書き込んだのかと考えるから良いのです!
例えば、先生から書き込んでもらった楽譜とご自身で書き込んだ楽譜を見ると、
当然、ご自身で書き込んだ楽譜を見ながら弾くと、うまく弾ける確率が高いです!
なぜなら、自分事としてとらえられるからです!
あえて、自分で書き込むことで、なぜこの部分を丸で囲っているのか?と次に練習した時に
わかりやすいです。
すると、その部分を重点的に練習できますので、苦手な部分が一目瞭然です!
さて、ここで鉛筆についてです。
なぜ、シャープペンではないのか?というご質問も多いと思いますので(笑)
譜面台の上で楽譜に書き込む時は、片手になりますよね?
右利きの人であれば、おそらく、左にバイオリンを持たれて、右に鉛筆を持って
書きますよね。
この状態、非常に不安定になるのです・・・
ですので、シャープペンであれば、芯がボキボキ折れてしまいます…(汗)
なので、私はレッスンでも鉛筆を使っています!
おすすめは2Bの濃いめの鉛筆が良いです。
少しの圧力で書けるので♪
鉛筆と消しゴム
自身の苦手箇所を視覚でわかるように見える化させる
その手段として、楽譜に鉛筆で書き込むことから始めてみる!
私の生徒さんの中でも、ご自身で楽譜に書き込みをされている人がいます。
このような生徒さんは、ご自身の苦手箇所を体系的に理解されているので、比較的、
上達のスピードも早い傾向にあります。
バイオリンの練習の他に、こういった自身で考えてみる作業をすると良いですよ!
もし、練習中に鉛筆と消しゴムを準備されていない人は用意して、
バイオリンの練習中に楽譜に書き込む作業もしてみましょう!