バイオリンで重音を弾く時、なかなか音が思うように出ない…とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
そのような方のために、今回は重音(2音)の弾き方のコツについてお伝えしていきます。
まず重音とは、2つ以上の音を同時に鳴らすことをいいます。
ちなみに3つ以上の音を鳴らすことを、和音といいます。
重音で大切なことは、弓の圧力のバランスです。
2つの音を均等に鳴らすとキレイに音が出ます。
とはいうものの、その均等に音を出すのに苦労されている方は、以下のことをお試しください。
1. 重音を弾く2本を同時に開放弦で弾いてみる
この時、2本の弦を均等に弾くことを意識する
特に右手の弓の角度に注意することが大事です!
2. 重音で弾く音を一つずつ鳴らす
この時、1つの弦に指を立てて押さえることを意識してください。
なぜなら、指が違う弦に押さえてしまうと、別の音が鳴ってしまうからです。
3. 2つの音が取れたら、開放弦で弾いた時の感覚と同じように同時に弾く
この時、あまり弓に圧力をかけ過ぎると、音が潰れた音になります。
ですので、音が潰れている場合は、右手の力を少し抜いて弾くようにしましょう。
このように、注意して弾くと、キレイな重音を出すことができます。
では、重音の弾き方のポイントです!
右手の弓の角度と圧力
左手の指の位置(立てる)
に気を付けて弾く必要がある!
いかがでしたか?
右手も、左手も気を付けるポイントがあるので、混乱しそうですが、
1つずつクリアしていくと、キレイな重音が弾けます!
ぜひ、お試し下さいませ♪