あなたは、曲を弾く時、このようなことを思われませんでしょうか?
「解放弦(0の指)で弾けばよいの?
それとも、4の指で弾いた方がいいの?」
と。
レッスンに通われている方は、先生から指番号を書いてもらえるので、
あまりそのようなことを感じられた方がいらっしゃらないかもしれませんね。
しかし、ご自身で楽しむために弾かれている曲があった場合、
楽譜に指番号が書かれていない時が多いかと思います。
その場合、あなたならどのようにされていますか?
「解放弦(0の指)の方が楽だから解放弦で弾いている」
「いやいや、4の指を鍛えるために、4の指で弾いている」
「う~ん、感覚で弾いている」
など、色々だと思います。
では、私からアドバイスいたしますね!
結論から言いますと・・・
「曲によって変わる」
というのが答えです。
いやいや、もっと詳しく教えてください!!
というお声が聞こえてきそうなので、具体的に説明いたしますね。
練習曲(音階練習)の場合であれば、比較的指番号の記載がありますよね?
なぜなら、この指番号を使って弾き、練習するというのが前提だから。
解放弦で弾くメリットというのは、以下になります。
・移弦の練習になる
・0から3の指までをしっかりと押さえる練習をする
4の指で弾くというメリットはこちらになります。
・4の指を鍛える練習をする
極論、同じ音ですから、どちらで弾いても良いのですが、
練習曲(音階練習)の場合は、楽譜の記載通りで弾きましょう!
では、曲の場合はどのようになるのか??
これは、曲により解放弦で弾くほうが良いのか、4の指で弾くほうが良いのかが
変わってきます。
特にファーストポジション(ポジションなし)での練習をされている方であれば、
4の指で弾く方が良いと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、4の指をよく使うように私もレッスン中でお伝えすることが多いです。
しかし、曲のフレーズが、4の指を使うと不自然になる場合も中にはあります。
移弦が激しかったりすると、不自然になります。
なので、その場合、ムリに頑張って4の指で弾こうとしなくても良いのです!
このように、曲を弾かれていると今回のように疑問が出てくるかもしれませんが、
自然に弾くということを意識すると良いです。
ムリに4の指で弾かなくても良い!
大切なのは・・・
曲のフレーズに自然とマッチしているか
を考えて弾く必要がある!
とはいうものの、疑問に思われましたら、教わっている先生に聞くのが一番です。
ぜひ、今回のことをご参考になさってくださいね!!