あなたは、暗譜でバイオリンを弾かれたことはありますか?
普段は、楽譜を見られて弾くことが多いと思いますが、
発表会などの場では、暗譜されると思います。
あっ、「暗譜って何?」という方のために!
暗譜とは、楽譜を見ないで暗記して弾くことをいいます。
実は、暗譜が苦手な方は多いです。
特に、大人の方にいえます。
お子様は、普段のレッスンでも、
すぐに暗譜で弾かれる子もいらっしゃいます。
しかし、大人になればなるほど、なかなかそうはいきません。
では、一体どのように暗譜したらよいのでしょうか?
いきなり暗譜はできませんので、
まずは楽譜を見ながら弾きましょう!
しっかりと全体が弾けるようになったら、次のステージです。
暗譜の段階に入るのですが、これは練習して身体に染みこませます。
と言うと、「結局は練習なのか…」と思われた方!
練習して身体で覚えることが一番ですが、少しコツがあります。
それは、パート分けすることです。
曲にもよりますが、
Aパート、Bパート、Cパートなどに分けていきます。
「Aパートだけ、暗譜できるかな?」
というように、少しずつ練習していきます。
パートごとに暗譜ができると、次はパズルのように組み合わせていくイメージです。
また、バイオリンを触っていない時に、
音名(ド・レ・ミ)や鼻歌で歌ってみることも良いです!
お風呂に浸かっている時などを利用して、
「果たして曲を覚えているかな?」と確認するのもありです。
もし、明確に暗譜できていなければ、
同じパートを永遠に繰り返したりする時もあるかもしれません(笑)
このように、歌うことで、どのパートが苦手なのかが分かりますので、一度お試しください。
①パートに分けて、少しずつ練習する
②パート分け練習後、全体を組み合わせて練習する
③全体の曲が暗譜できているのか、音名(ド・レ・ミ)で歌ってみる
④何度も練習して、身体に染みこませる
暗譜のコツについてお伝えしましたが、
やはり最終的には、身体に染みこませるまで練習することに尽きます。
ですが、まずはパート分けで区切って練習することで、暗譜がしやすいと思いますので、
暗譜が苦手な方は、ぜひこちらの方法をお試しくださいませ!